人事労務管理のメリット

そもそも人事労務管理とは何か?

人事労務管理とひと言でいう場合もありますが、人事管理と労務管理に分かれ、この二つを人事部門が一括して受け持っている場合が殆どです。これら二つの管理は、重なるところはあるものの基本的には異なる管理です。企業の経営で戦力となるのが人と物と金で、物は主に生産・物流・購買部門、金は経理部門などで扱いますが、人や給料などのお金に関しては人事部門が扱います。そこで行われるのが、人事管理と労務管理です。 人事管理は、社長をはじめ従業員全般に関わる組織や制度を扱い、個々人の能力評価と報酬の査定や、社内外の教育と人材募集などを行っています。一方の労務管理は、労働条件と実際の労働時間の管理体制を扱い、労働契約と査定に従った月々の給与計算や、福利厚生と安全衛生管理や労働組合との折衝なども含みます。人事管理も労務管理も戦力となる人に関わる管理で、安全で働きやすい職場づくりも重要な役割を担っています。

煩雑な人事労務管理を人材管理システムで楽に!

企業の人とお金に関する管理は、個人情報や細かな計算を伴うのでとても労力がかかります。しかも人事労務管理は本社だけでなく、会社の規模が大きくなるほど、同じ作業が支店と営業所などにも広がり、事務作業もダブって来ます。これを人海戦術で行ったのが旧来で、専任や兼任の管理者を配置して人件費もかかっていました。煩雑な記帳や計算などの作業を毎月毎年繰り返し、重要な作業でありながら非効率であったことは否めません。そこでコンピュータによる業務の自動化の進展と共に、人事労務管理も自動化されてきました。

登場したのが人材管理システムなどで、人事管理と労務管理をも引き受け、データを入力すれば情報検索と集計や帳票印刷などの作業を一気に簡素化しました。かかっていた人件費も削減され、その分を人や他の資源に振り替えることができるメリットがあります。人事労務管理とシステムの利用は、企業資源の有効活用の一翼を担っているのです。