目標管理の概要

一人ひとりが個別の目標を設定すること

企業全体の指針や目標ではなく、個々人が各々目標を設定してクリアを目指す方法が目標管理です。漠然とゴールを目指すよりも、何らかの目標を定期的に作り上げたほうが力が入りやすく、実力も発揮しやすいのです。同じ道でもコースが決まっていない走路を走ることと、すでにゴールと走る道のりが決まっている走路を走るのとでは負担が異なります。それと同じことがこの目標管理でも言えるのです。また、企業からしても、個人個人が力を発揮することで会社の利益につながるため、損をすることがありません。組織全体の目標も同時に掲げながら、各々が自分なりに達成できそうな目標を段階を踏んで達成していくことで、誰もが利益を得られる仕組みを作り上げられるのです。

管理者の能力向上にも

ここで能力を鍛えられるのは、何も従業員だけではありません。管理者サイドにとっても、貴重な成長をする機会となるのです。同じ管理職でも、人によってマネジメント能力が異なるように、上司になったら勝手にマネジメント能力が身につくわけではありません。どこかで人を管理する力を養う場面を作らなくてはいけませんし、それにうってつけなのが目標管理なのです。特に目標管理が導入される場合は、いきなり全社員に導入を促すのではなく、最初は管理者だけでスタートする方法が一般的です。目標管理に部下のモチベーションを向上させることを設定したり、一丸となって目標に向かって走れるような目標を設定したりと、管理職ならではの目標管理もこの制度を成功させるポイントとなるのです。