目標管理のデメリット

ただのノルマ管理ツールになってしまうかもしれない!

仕事をする上で目標を明確にし、社員のやる気を向上させるために導入される目標管理ですが、デメリットも当然ながら存在します。その一つが、昇給や昇格のために利用するだけのノルマ管理ツールになってしまう可能性があることです。これは指示された目標を達成することだけに集中してしまうことによって起こり得ます。成果の上がりやすい短期的で簡単な目標ばかりおこなうようになり、仕事を通して社員の自主性を養いより大きな目標に進んでいくという目標管理本来の目的がおろそかになってしまうのです。また、成果を上げることだけに目が行ってしまい、そこに至るまでの過程が軽んじられてしまうこともあります。これによって正しいプロセスが踏まれず、その結果、目標管理の理念に反して目標が達成しにくくなってしまうのです。

押し付けられた目標では達成感は得られない!

自分がしている仕事の目標が明確になればやる気が出そうだと思われがちかもしれませんが、意外なことに目標管理をおこない続けることによってモチベーションが低下してしまう可能性があるのです。こうなってしまう原因は目標管理のシステムにあるとされており、上司などの他者によって設定された目標を達成しても、満足感が得られないからだと言われています。そのため、指示された目標はこなすべきノルマ以外の何物でもなく、仕事を続ける内に徐々にモチベーションが下がってしまうのです。モチベーションが下がるということは、仕事の能率にも影響が出始めます。やる気のない仕事だから能率が下がり、能率が下がるから余計にやる気が下がってしまうという悪循環に陥ってしまうのです。